銀座のクラブは優良客が多め?
お店へと出勤すれば、お客様と接することを避けられないホステスというお仕事。
お客様の中にはちょっと面倒な男性や、相手にするのがなかなか難しい人もいたりして、それでもしっかりと対応することを求められるホステスは本当に大変です。
だからこそ、ちょっとでもそのストレスを軽減させたいと考えるのは自然なこと。
客層の良いお店を選んで働けば、お客様と接するときのストレスをだいぶ減らすことができるでしょう。
高級店なら客層が良いという考え方は間違ってはいませんが、高級店であってもお店があるエリアによって若干客層の違いが出てくることは知っておいてください。
その点にも注目して、働くお店を選ぶことをオススメします。
銀座の高級クラブと六本木の高級クラブの客層の違いを見てみると、前者の方が後者よりも優良顧客の割合は多めです。
優良顧客とは、ケチらずにお金をしっかりと使ってくれたり、お店やホステスに対してクレームを入れることなくルールを守る男性たちのこと。
銀座のクラブに通う男性の8割方は、このような優良顧客です。
六本木は少し割合が下がって、だいたい6割くらいが優良顧客ですね。
残りの4割ほどは、ちょっと面倒臭いお客様やお金をあまりたくさん使いたがらないお客様もいると考えておくといいでしょう。
若いお客様が多い六本木のクラブ
銀座の高級クラブと六本木の高級クラブとで、なぜ上で紹介したような客層の違いが出てくるのでしょうか。
いくつか理由が考えられますが、一番のポイントは年齢層の違いです。
銀座のお店を訪れる男性の平均年齢は50代から60代。
六本木のお店でお酒を楽しむ男性は40代の人も多く、中には30代の男性もよく出入りしています。
そう、六本木の方が年齢層が全体的に低いのです。
年齢が低いということは、まだイケイケであったり元気が有り余っている男性も多くお店を訪れることになりますし、何よりも高級クラブの楽しみ方を勘違いしている人も多いと考えることができるでしょう。
これが、六本木のお店で遊ぶ優良顧客の割合を下げてしまっているんですね。
街の雰囲気を見てみてもわかるのではないでしょうか。
六本木にはベンチャー企業も多く、若い経営者もたくさん働いています。
銀座と比べると夜の街に繰り出す男性の年齢層そのものが若いので、高級クラブに集まる人の年齢層も必然的に下がってしまうんです。
客層が違えば、働きやすさも異なってきます。
若い女の子はもしかしたら六本木の方が肌に合うという人も多いかもしれません。
決して六本木のお店に足を運ぶ男性が全員荒れているわけではないので勘違いしないこと。
ここで紹介した傾向を一つの目安として、あとは自分の性格や好みも考えた上でどちらのエリアで働くのかを決めてみてはどうでしょうか。